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欧米  運用資産総額 2008 

世界一の富裕地域は欧州、北米を逆転-08年の運用資産番付

2008欧州の運用資産総額 : 32兆7000億ドル(約2978兆円)
北米地域 :29兆3000億ドル  


9月15日(ブルームバーグ):欧州が米国とカナダを合わせた北米地域を抜き、地域別の運用資産額番付で世界のトップに躍り出たことが、ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)の調査で明らかになった。  
 15日公表された調査結果によれば、2008年の欧州の運用資産総額は32兆7000億ドル(約2978兆円)と、これまで首位だった北米地域の29兆3000億ドルを上回った。北米は運用資産額の落ち込みが最も大きく、前年比で22%減少した。  
 米国は運用資産額が27兆1000億ドルと、国別トップの座を維持し、資産家世帯の数も約400万と最も多かった。日本が13兆5000億ドル(資産家の数は100万世帯強)でこれに続いた。ただ、資産額は円換算で前年比約8%減り、北米に次ぐ減少率となった。

 地域別では、メキシコを含む中南米の資産額が3%増と唯一、前年比プラスを確保した。資産家世帯の数も全体で07年の1100万から900万に減った。08年は信用危機の影響で、S&P500種株価指数が38%安と1937年以来で最大の下げを演じ、不動産関連投資やヘッジファンド、プライベートエクイティ(未公開株、PE)投資の価値が下がった。  

 BCGのパートナーでマネジングディレクターのピーター・ダミッシュ氏は「資産額は回復すると確信しているが、慎重な見方を崩していない。13年以前に07年の水準を回復することはないだろう」と説明した。調査結果によれば、運用資産額は10年に「ゆっくりとしたペースの回復」が始まる見通し。08年末の水準からその後年平均3.8%増加し、13年までに111兆5000億ドルに達すると予想されている。  世界全体の運用資産額は01年の統計開始後初めて前年を下回り、92兆4000億ドルと07年の104兆7000億ドルから11.7%減少した。
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